
決め手は、あまり無理のないズーム域です。
本当は、10−18mmが最も理想なのでしょうが、いろいろと試してみたところ、私は、ディストーションとのバランスで、12mmで撮影することが多く、10mmで撮ることがほとんどありませんでした。

また、Sigmaの絵作りがどうしても好きになれなかったことと、色収差が他のメーカーと比べて目立つことから、候補から外しました。

最後に、SonyにするかTamronにするかなのですが、中古で状態のいいものが、結構安く出ていたこともあり、基本的な設計は同じであるTamronのA13にしたという訳です。

四隅までしっかりと写るわけではなく、周辺部は多少流れていますが、中央でフォーカスが合えば、ほどほどにシャープに写るのは、自分好みです。
いずれにしても、価格を考えれば、広角のズームレンズは、一本持っているだけで、表現の世界が広がるような気がします。